コミカルで盛り上がる 御神体

  

時計の針が午前2時を回ろうかというころ、人気の神楽、酒こしの舞いとも呼ばれる「御神体(ごしんたい)」が始まる。イザナギノミコト、イザナミノミコトが酒を作るうちに酔っ払い、観客にちょっかいを出すというユーモラスな舞い。国産み神話の二神が舞う神楽であることから「国産み神楽」とも、見物人もまき込んで、深夜の神楽宿全体が盛り上がることから「目覚まし神楽」とも呼ばれる。