辺見ら門川で大奮戦

1877年8月12日 辺見ら門川で大奮戦


辺見十郎太奮戦の地
(門川町加草)

 耳川の戦い前後、尾末(門川)の赤澤宅には、桐野や村田がいました。今度はその門川に官軍が進撃してきます。五十鈴川北岸沿いの薩兵との間で、激しい戦闘になります。優勢な官軍は上流の上井野、下流の城屋敷、尾末に進攻、官兵はさらに鳴子橋を渡ろうとしますが、辺見十郎太(雷撃隊長)、河野主一郎(破竹隊長)らは刀を抜いて立ち向かい、渡河を阻止ます。しかし長くは守れず、加草・庵川一帯も占領されます。