後藤勇吉の像/延岡顕彰会

 

 

 

 

 後藤勇吉飛行士の像

後藤勇吉飛行士の出身校・延岡高校(旧制延岡中学校)の玄関前にある胸像。モデルは大正15年(1926)7月撮影の写真。この年、大阪—京城(ソ ウル)—大連など、海外航空路を開拓している。同校玄関前には、勇吉と同じ昭和3年(1928)に他界した歌人・若山牧水の胸像もある。

 

 

後藤勇吉延岡顕彰会

佐藤鉄二会長に聞く

後藤勇吉延岡顕彰会は、郷土の先覚者・後藤勇吉を慰霊・顕彰し、その功績を多くの人に知ってもらおうと、昭和62年(1987)2月27日に発足した。
現在会員は佐藤鉄二会長(佐藤米穀酒店社長)をはじめ55人。平成22年は、2月に慰霊祭、9月にはメモリアル事業として、家庭でつくった子供の夢を発表する「みんなの“ゆめ”発表会」を実施するなどの活動を行った。
「後藤勇吉は、自分一人で夢をかなえたのではなく、家族や周りの人たちの協力があったわけです。私たち顕彰会では、親子間の交わりの中で、子供たちに夢を描いてほしいと思っています。子供は情報量が少ないわけですから、親がアドバイスして、子供が夢を持ちやすい環境をつくること、それを顕彰会を通して伝えていくことだと思うのです」
「顕彰会では今後も、親子が交わる事業を計画していきたいと思っています。その中で後藤勇吉の名を出して、身近なところに、後藤勇吉という人がいたことをわかってもらえたらいいと思うのです」と佐藤会長。

 

 後藤勇吉ゆかりの地