浄専寺しだれ桜
五ケ瀬町三ケ所の浄専寺にある、しだれ桜は見事だ。開花の季節には、各地から見物客が訪れる名所となっていて、今年も大勢の花見客でにぎわいそうだ。
江戸時代に浄専寺の九代目住職が京都祇園から持ち帰ったのが由来とされている。その親木は昭和22年に枯死してしまったものの、同寺にはその二世である樹齢300年ほどの分木が現存し、県の天然記念物に指定されている。また、隣接する三ケ所神社境内や沿道にも立派なしだれ桜が競うように育っていて、三ケ所地区の名物となっている。